Thoughts and Healing

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膝痛・五十肩・・・トリガーポイントの張りをとる治療で「効き目がわからないリハビリと湿布だけだし混んでるし」を覆した整形外科の話

しばらく前から左膝が痛くなって(その前おうちエクササイズ的なのを張り切ってやっていたせいかも😓)、まあ安静にしてれば治るかと思っていたのがどんどん痛みが酷くなって、曲げたり、立ち上がったりが辛かったのが、左脚全体がしびれているような気がするようになって、これはさすがに整形外科に行くしかないかと思ったのですが・・・

整形外科って、正直レントゲンとって骨とか何か大きな問題が無い限りは結局湿布もらって電気とかひっぱたりとかの効いてるのかよくわからないリハビリに長く通わなくちゃいけなくて、しかもすごい混み合っているイメージしかなかったのです。すごい痛いときは痛み止めを打つという対処療法はあるかもしれないのですが、根本の治療なのかなあ・・・混んでるし面倒くさいなあ・・・でもずっと痛いの怖いし不安だし・・・と調べていたら、ちょっと変わった治療をする整形外科をみつけました。

痛くなってから1ヶ月半くらいたっていたかな。

当院は整形外科医が注射で痛みを緩和する治療を行っている完全予約制のクリニックです。腰痛、座骨神経痛、肩こり、五十肩、膝痛をトリガーポイント等の注射で痛みを軽減する治療です。一般の整形外科の治療法との違いは、整形外科の多くの痛みには、痛む部位以外の異常な張り(fasciaの異常)が関与しており、関節機能の障害や痛みがおきるという観点から治療していることです。薬も単に消炎鎮痛薬を処方するのではなく、患者さんそれぞれに適した証を考慮した漢方薬を処方し症状の軽減を目指します。一般的な整形外科で行っているリハビリや外傷の治療はおこなっておりません。(中略)

当院の特徴

  • 整形外科医による注射を中心とした痛みの治療
  • 異常なfasciaの張りを注射でとることによって痛みを軽減する治療法(一般整形の標準の治療は行っておりません)
  • 副作用の強い薬を出さずに主に漢方薬を処方

 

トリガーポイント、fasicaの張りをとる、漢方・・・

どうやら東洋医学も学んでいるようです。コメントをみると効いたという人は大絶賛。ただ少し癖のあるお医者さんのようで合わない人は評価が低いようす・・・

近かったこともあり、私は行ってみることに。もし効いたらラッキーと、実験的な気持ちで行ってみました。

予約制のためか貸し切り状態(私が出る頃に一人待ってました)で、受付以外は先生一人で対応しています。

問診票、しっかり読んでくれます。一生懸命書いても見もしないお医者さん多いので、そこにまずはおおっと思いました。それから話を聞いて、エコーでみて、レントゲンをとりました。膝痛ですが、膝のレントゲンだけでなく、問題が腰の張りの可能性があるので腰のレントゲンも撮りますとのこと。

普通の整形外科と違う治療法なので嫌だったら受けなくてもいいですからね、とくどいほど説明してくれました。過去にクレームでもあったのかな?私は嫌な感じは受けず、こだわりをもって信念をもって頑張ってきたんだろうなと、でも他の整形外科の医者たちに色々言われてきて少し卑屈になってるのかなと心配したりしつつ、じっくり先生の話を聞いていたら、今の整形外科の治療は長くかかるばっかりで効き目がないから変わってくるべきだと、現状の整形外科への不満をもらしたりもしてました😆なるほど、なるほどと聞いていたらほんとに色々と詳しく説明してくれましたよ😝

で、エコーとレントゲンの結果、骨に問題もなく、関節とか大きな炎症とかの問題もないとのことで、そのあと診察台で膝や足や腰を動かしたり軽く触れたりして問診し、やはり腰の張りからきている痛みという診断に。

腰に張りを取る注射をして、漢方薬2種類をもらって帰宅。

ツムラ疎経活血湯エキス顆粒(医療用)

関節痛や神経痛、筋肉痛の症状をやわらげる

ツムラよく苡仁湯エキス顆粒(医療用)

関節や筋肉の痛み等を和らげる

信じられないことに注射をしてすぐから痛みの軽減を実感。いやいや・・・これは気持ちの問題では?と思ったりもしたのですが、日に日に痛みが軽減し、膝の可動域が広がっていくのを感じました。漢方薬はおいしいとは言えないですががんばってちゃんと飲みました。

そして、3週間処方された漢方薬が飲み終わる頃にはずいぶんよくなったものの、まだ深く曲げると痛いとか、時々痛みを感じるな、とかいう状態に。

しかし注射から1ヶ月半経つ頃にはほぼ痛みは感じず生活にもまったく問題なくなりました。でも時々気になるときがあるな、の状態が続き、2ヶ月半ほど経った現在、まったく問題がなくなりました!!!

日に日に良くなっていくのを感じながらも半信半疑の疑り深かったわたしですが、他の整形外科で五十肩なので様子を見るしかないと言われていた夫にもすすめたところ効果が出ています。首に張りをとる注射を二カ所くらい打って漢方薬をもらって帰宅。これが私とは違う漢方薬だったので、そこもこだわりを感じます。

夫の注射から現在1ヶ月半ほどがたちました。完全に痛みがなくなったわけではないけどすごくよくなったと言ってます。実際、その整形外科に行く前は痛い痛いってよく言ってたのを全く聞かなくなったし、肩が~とも言わなくなったので、気にならなくなってることは確かです。もうしばらく様子を見て痛みが残るようならもう一度だけ注射打ってもらおうかなと言っていますが、治療から2ヶ月~3ヶ月は様子をみてもいいかなと思います。それでもまだ痛みが残るようであれば二度目の注射をする場合もあると先生も言っていました。

すぐに痛みを取る治療ではなく、根本の問題部分の張りをとっていくというものなので痛み止めの注射とは違ってすぐに痛みが消えることはないですが、酷い痛みはわりとすぐ消えてくれるし、日に日によくなっていくのが実感できるのでよかったです。

もちろん、またトリガーポイントの張りが酷くなれば痛みが出ると思うので、ストレッチやマッサージをしながら張りが出ないようにしようと思います。それでも加齢によって😭どうしてもまた痛くなることもあるだろうけれど、そうしたらここに行けばいい!と思える整形外科をみつけられたのはよかったです😊

どんな痛みもこの方法で取れるわけではないのかもしれませんが、もっとこういう整形外科も増えたらいいのになと思います。お年寄りで混み合う整形外科のイメージがあって、効き目があるならそれもいいですけど、通うのはお金も時間も大変ですよね。医療費にかかる税金の問題もありますし、たった1回の通院で済むならそれが一番いいと思います。なぜ広まらないんだろう?従来の整形外科医は認めたくないのかなあ。儲からなくなるとか?東洋医学的だから?私は東洋医学や漢方、かなりいいと思ってます。もちろん西洋医学のほうがいい点もあるし、両方のいいところを症状によって使ってほしいですよね。

とにかく痛みが取れるというのは生活の質(QOL)を保つのにとても大切なこと。膝痛が酷いときは、もう一生この痛みと付き合うしかないのか、運動とかできないのか、と老いを受け入れるしかないと諦めかけてましたから。ほんとに、今は断捨離も片付けも家具の移動もできるくらい動けてよかったです😝でもそのせいか腰の張りを感じるので、酷くならないようにケアがんばります!!

年を取るのは避けられないので、やだやだ言いながらもうまくつきあっていきたいものです。

 

今はこの治療も増えてきたと先生もおっしゃっていたので、トリガーポイント注射、整形外科、ペインクリニックなどで検索するとお近くの病院がみつかるかもしれません✨

処方された漢方薬の市販薬もあったので(効き目は医療用より弱いのかもしれないですが)情報として載せておきますね。ツムラではなく、クラシエの漢方になります。私は葛根湯とかクラシエもよく使ってます。

 

それではまた🐾