Thoughts and Healing

BTSも本も映画やドラマも音楽も愛犬も健康も人生もそして政治もすべて同じように考える日々です🫶

語学は楽しい①✨英語と映画と音楽+

今の私は韓国語のほうにより夢中ですが、小学校高学年の頃(1980年代!)からずっと英語が好きでした。が、文法は嫌いで、未だに苦手です。雰囲気で話すタイプです😊

日本で大学を卒業してから就職してお金を貯め25歳からアメリカの大学に留学したことや外資系企業でアメリカ人上司のもとプロジェクトリーダーとして欧米本社支社の担当者たちと一緒に働いたこともいい経験であり色んなことがあったのでいつか書けたらいいなと思いつつ、今日は語学は楽しいのが一番だよねという、英語が好きになったきっかけや留学する前にどんな風に英語に親しんでいたか、というお話をしてみようと思います。残念ながら英語を教える力はないのですが、自分がやってきた楽しみながら学ぶ方法についても書けたらと思います。

英語とわたし

動機は不純なほうがやる気がでる

今の韓国語がBTSや韓国ドラマがきっかけでありモチベーションであるように、英語も映画や音楽から好きになりました。

好きな俳優さんたちのセリフや歌の歌詞、インタビューなどで話す言葉をそのまま理解したいというのが英語勉強の一番の動機でした。

だから問題集とかで勉強するよりも、映画をたくさん見ることで聞き取れるようになろうとしていた・・・ただ勉強嫌いで遊んでただけかも?

留学させてもらえるような家ではなかったので、就職して自分でお金を貯めて留学するまでは、勉強はそこそこですが😓色々と英語に触れるようにしていました。

洋画・洋楽・そしてペンパル😂

昭和平成の子ども時代なので今のようにALT(Assistant Language Teacher)が学校にいたりするわけもなく、簡単にアプリや動画やオンラインゲームやチャットで生きた英語に触れる機会もなく、せいぜい洋画をみたり、洋楽を聴くのが一番の英語に触れるチャンスでした。

そしてコミュニケーション方法といえば「ペンパル」くらい・・・今の若者は知ってるのかな?Pen Pal。文通友達ですね。メル友的な?お手紙を交換するお友達です。

雑誌のペンパル募集コーナーかなんかを通してニュージーランドの女の子と一年くらい手紙や写真のやりとりをしました。封筒にAirMailと赤字で書いて郵便局に持っていって。そんなふれあいくらいしかなかった。だけど、郵便受けをのぞくのも、封筒を開くのもすっごくドキドキわくわくしたのを覚えています。外国が今よりずっと遠かった時代なので。

今より日本がアメリカに憧れていた時代

私が子どもの頃、日本は今よりアメリカへの憧れが強くてハリウッド映画も大人気な時代でした。まだ今のようには世界がグローバル化もアメリカナイズもされておらず、経済的にもアメリカ一強だったのも大きかったと思います。日本は経済面や文化面でアメリカを必死で追いかけていた時代でした。

子どもの頃に見ていた映画、といってもレンタルビデオで借りてきたり、テレビで放映されたものをVHSビデオに録画したりして見ていたと思いますが、映画の世界から、アメリカの暮らし、文化、学校の様子、音楽などに憧れ、英語そのものにも憧れていました。

あの頃見ていた映画を思い出してみるととても懐かしいです。特にグーニーズにはまって、吹き替え版だったのを録画して何度も見て、そのうち英語音声にして(二カ国語放送だった!)見ていたような記憶があります。英語は聞き取れなくても何度も見てるのでストーリーはわかっていたので楽しめたのだと思います。今みたいにサブスクどころかDVDすらなかったので、字幕だしたり消したりとか、英語字幕つけたりなんてことはできない時代でした。

映画以外には音楽があります。人生初めてのコンサートが小6くらい?で父親に連れられて家族で行ったマイケルジャクソンだったのもすごい衝撃で、そこからマイケルにはまってました😆父の部屋にマイケルのコンサートビデオやミュージックビデオの録画がたくさんあったのでよく見ていました。そこで英語の歌、歌詞にも興味を持つようになりました。

きっかけは何であれ

やっぱりミーハーな気持ちや好きな想いが一番の原動力になるし、問題集よりも生きた英語に触れるほうが楽しかったです。もちろん、基本は勉強も必要なんですけどね😓

とにもかくにも、きっかけは映画や音楽でも、結果として英語力がついたら仕事にも活かせて、環境も収入も人生も大きく変わりました。だから、その人その人の好きなことをモチベーションにして合った方法で楽しく学ぶのが一番いいのかなあと個人的には思ってます。

✨映画やドラマで英語を学ぶ方法

英語学習として私がおすすめする映画やドラマの見方は以下のとおりです。

 

①英語音声、日本語字幕で普通に見る

②英語音声、英語字幕で見る

③英語音声だけで見る

 

②③に関しては 止めたり巻き戻したりしながら見るのもいいですし、②では単語や文章をメモしながら見るのもいいです。好きなフレーズをメモするとかも😊何度も繰返し見ることでそのうち③の英語だけで聞いていても聞き取れる部分が増えてくると思います。何度も見たいと思う好きな映画をみつけるのが大切かも。

そして全てを完璧に理解しようとせず、いくつかでも使い方のわかるフレーズを覚えていくことができれば十分と思って観る。

わからない言葉を一言一句辞書で調べたり訳したりしないで、どうしても気になる単語とか何度も出てくる表現などだけ調べる。

あとは日本語字幕で把握した内容を元に、その場の状況から英語の表現そのままでなんとなく理解する(*中学英語くらいまでは学んだ基礎のある人の場合です。*個人的には、幼児など小さいうちは完全に最初から英語で聞いて英語のまま覚えて理解するようにしたほうがいいと思います)

それからできるだけ「日本語に訳すのではなく英語そのもので覚える」ようにしてました。ネイティブの子どもは状況から英語を覚えていくのと一緒です。

たとえば(例なので簡単なものですが)

何かに足の小指をぶつけてすごく痛いシーンで「Ouch!」と言っていたら、これは「痛いっ!」だなと訳すのではなくて、ただ痛いときには「Ouch!」だと思う。

失敗したシーンで「Oops!」と言っていたら「しまった!」などと訳さず(日本人で失敗したときにしまったとかあまり言わないですし)こういう時には「Oops!」と覚える。

誰かを探しているシーンで「Where are you?」と言っていたらWhere are you?の塊で覚える。

そんなイメージです。ざっくりすぎてすみません。やっぱり教える能力なし😭あくまでも私の場合のやりかたです。

余談ですが、娘(小さい時からアニメや音楽や本の読み聞かせで英語に触れていた)が幼児のとき置いて行かれそうになって「待って」と言いたくて「Wait for me!」って言ったのですが、勉強だけで覚えてると「Wait!」しか出てこない気がするんです。でもWait for me のかたまりで自然と覚えているとこうやって使えるのかなと思いました。

理屈はともかく、いちいち調べてたらつまんなくなっちゃうし、先に進まなくもなるので、それよりどんどん見て、英語に触れる時間を増やしたほうがいいような気がします!

私の時代は大学生くらいまで、VHSビデオだったので字幕が消せなくてテレビ(1人暮らしの大学生の時はテレビデオ*1だった!笑)の字幕部分に見ないようにガムテープ貼ってました😂英語字幕は見られなかったので、スクリプト付きの英語教材としての映画を買ったりもしたなあ、懐かしい。

<Today's Movies> 子どもの頃見ていた映画の一部から

今日ご紹介する映画は子どもの頃見ていたものなので古いです!だけど今でも忘れられることのない名作ばかりだと思います。スピルバーグ監督が多いなあ・・

子ども向けの映画は大人の英語の勉強にもとてもいいと思います。もちろんスラングなどもあって難しい部分もありますが、子どもにもわかる英語にはなっているはずなので大人向け映画よりは単語も簡単でわかりやすいと思います。・

GOONIES/グーニーズ

スティーヴン・スピルバーグが原案と製作総指揮を務めた作品。海賊ウィリーが残した宝の地図を見つけた少年団グーニーズ。子どもたちの冒険を通した成長物語とまとめてしまうとつまらないですが、子ども心にはドキドキとわくわくが詰まっているストーリーです。

主人公の男の子がぜんそくで吸引器を欠かせずにいたのですが、冒険の最後にはもう必要ないと言って捨ててしまう、そんな些細なことがとても印象に残っています。多分、冒険を通して彼が成長したことがそこに凝縮して象徴されていたからでしょう。

グーニーズ (字幕版)

グーニーズ (字幕版)

  • ショーン・アスティン
Amazon
STAND BY ME/スタンド・バイ・ミー

スティーブン・キングの短編小説『THE BODY』をロブ・ライナー監督が映画化。行方不明になった死体を探しに旅に出た4人の少年たちの冒険とそのひと夏の思い出を描いた青春映画。大人になった主人公が出てきてこの冒険後の4人のそれぞれの人生を知ることで、過ぎ去った青春時代の輝きやそのかけがえのなさが際立ちます。

若くして亡くなったリバー・フェニックス(ホアキン・フェニックの兄)をはじめとする四人の少年達の存在感がいいです。グーニーズにも出ていたコリーフェルドマンがここでも活躍しています。

色んなシーンが印象に残っています。高いところにある橋のような線路を汽車に追われながら走り抜けるシーン、沼を渡ったあとヒルにたくさん吸い付かれていたシーン、夜明けに鹿に出会うシーン、少年たちそれぞれが置かれた環境による苦悩や不安も描かれていて胸に迫ります。一度は見てほしい名作です。

E.T.

世代が一緒の人はほとんど見てると思います!映画館で見て泣いた記憶あります。1982年公開当時の映画史上最大の興行収入を記録したスティーヴン・スピルバーグ監督・製作のSFファンタジーです。地球探査にやってくるも一人取り残されてしまった異星人E.T.と子供たちとの交流が描かれます。指先を合わせる交流や、自転車のかごにE.T.を乗せてそのまま空を飛ぶシーンは有名ですよね。大人たちからE.T.を守るために子どもたちが必死になる姿が印象的です。E.T.がきもかわの先駆けすぎます。

E.T. (字幕版)

E.T. (字幕版)

  • ヘンリー・トーマス
Amazon
NEVERENDING STORY /ネバーエンディング・ストーリー

ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」が原作、ウォルフガング・ペーターゼン監督による映画。いじめっ子から逃げるために飛び込んだ書店で主人公は不思議な本「ネバーエンディング・ストーリー」と出会う。彼はこっそりとその本を盗んで学校の天井裏に隠れて読み始める。するといつの間にか物語の主人公になって物語の世界に入り込んでいく。本好きな子どもが一度は憧れる辛い現実から逃れて本の世界に入り込むファンタジーです。

Back To the Future /バック・トゥ・ザ・フューチャー

アカデミー賞受賞製作者のスティーヴン・スピルバーグとロバート・ゼメキスによる「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は3部作の映画として大成功した作品の一つ。変わり者のドク・ブラウン(クリストファー・ロイド)が造り上げたデロリアンのタイムマシンでティーンエイジャーのマーティ・マクフライ(マイケル・J・フォックス)は1955年にタイムトラベルしてしまいます。コメディとしてまた人類の夢の一つ、タイムトラベルものとして楽しめます。

<Today's phrase> 映画 Stand By Me より

クリスが初めてその苦しみをゴードンに吐き出すシーンのセリフです。クリスとゴードンがお互いの家族の問題や苦しみを語るシーンも最高です。

I just wish that I could go someplace where nobody knows me.

俺のことを誰も知らない場所に行けたらいいのに 

✨音楽で英語を身近に

歌詞で英語を学ぶといえば、かつてはThe Beatles/ビートルズとかThe Carpenters/カーペンターズとかが定番だったような?今はどうなんでしょう。音楽は1曲が映画より短いので気軽に何度でも聴けるのがいいですよね。ただ歌詞は文章としては完全ではないことがあるのでそこは難しい部分です。またちゃんと聞き取れなくても発音に慣れるためだけに聴くのもいいですよね。私はミュージカルも好きです。

<Today's Musical>  The sound of music/サウンド・オブ・ミュージック

ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」にはみんな知ってるであろう名曲ばかり。とても聞き取りやすいと思います。

The Sound of Music/サウンド・オブ・ミュージック

Do-Re-Mi / ドレミの歌

自動翻訳ですが英語字幕もつけられます

 

<Today's Music> マイケル・ジャクソン

今でもKing of POPといえばマイケル・ジャクソン*2ではないのかなと思います。歌も踊りも本当に信じられないくらい上手で、あのリズム感、身軽さ、ダンス、歌声は人間とは思えません。スリラーをはじめとしたMVの面白さ、コンサートでのパフォーマンス、この時代にすでにここまで完璧だったなんてすごすぎです。

Thriller スリラー MV

まさかのスリラーのMV見たことない人(いるのかな?)は是非見てください~もはや映画です。ミュージカルホラー映画です😂

日本語も英語も字幕がないのですがセリフは少ないですし簡単な英語です。英語わからなくても演技で何となくわかりますし楽しめます。

 

Smooth Criminal  MV

そして大好きなこちらも。有名な立ったまま斜めに倒れていくダンス(語彙力!むず)このMVで出てきます。こちらも映画の1シーンのよう。英語字幕のみです。

Black Or White  MV

マコーレ・カルキンが出演しているMV。最後のいろんな人種の人たちの顔が次々と変わっていく(また語彙力が・・・)シーンは圧巻です。見所満載。日本語字幕あるのですが、自動翻訳なので微妙です。英語字幕で見るのが勉強にはおすすめです🌟

Live In Bucharest / ライブ・イン・ブカレスト

コンサートの凄さを見るならこちら。

ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]

ライヴ・イン・ブカレスト [DVD]

Amazon
This Is It

2009年に急逝したマイケル・ジャクソンによって、死の数日前まで行われていた幻のコンサート「 THIS IS IT」のリハーサルを収録したドキュメンタリー。100時間以上に及ぶパフォーマンス映像、舞台裏の記録がまとめられています。マイケルと踊ることを夢みていたダンサーさんたちの気持ちを考えると本当に生きててほしかったと思います。

時代は変わってもわくわくは変わらない

これからの時代は(すでに?)、翻訳アプリとかChat GPTとかAIの発展で語学なんて覚えなくても旅行や仕事上のコミュニケーションでは問題なくなるかもしれません。

でも自分で外国語が聞き取れたり、読めたら楽しいし、いろんな国の人と直接コミュニケーションがとれたらわくわくしますよね。自分が外国語をしゃべってるっていう面白い状況にもテンションがあがります。

発音はネイティブみたいである必要は全くないのだけれどそれっぽく話せたらなんか楽しいし、聞き取れたら嬉しいし、英語になると人格も変わる感じがして面白い。

と、英語をはじめたころに感じていたことを、今は韓国語で感じてます。少しでも知ってる言葉を聞き取れたり読めて理解できると幸せ。それが推しの言葉ならなおさら😄

若い人は仕事や趣味や交友関係が広がるかもしれないし、いくつになってもわくわくはきっと心の若さに影響すると思われるし(希望的観測)、何より、今は無料でも楽しく外国語に触れるチャンスが溢れているので、気軽に楽しく語学を学べるいい環境だと思います!

映画・音楽だけじゃなく、本や絵本、アプリ、動画など楽しく語学を学べるたくさんのオススメがあるので、これからも紹介していければなと思っています🐾

 

Hopefully see you soon :)



 

*1:テレビデオ は、テレビ( テレビジョン )とビデオ( ビデオテープレコーダ )の混成語で「ビデオ内蔵型 テレビ受像機 」のことである。

*2:なお、マイケル・ジャクソンの子どもへの性加害疑惑に関して誤解したままの人も多いかもしれませんが、裁判で全て無罪となっています。悲しいことにお金目当てで子どもを利用する親が大勢いたんですね。マイケルは自分自身が子どものような心を持っていたようにみえますし、幼い頃から芸能界で成功してきたために子どもの純粋さを愛していたように思います。あらゆるチャリティや曲から子どもたちを守りたいという気持ちがうかがえますが、その愛情が歪められて伝わっているとしたら本当に悲しく残念なことだと思います。こちらのサイトで事件について詳しく書いてくれています。