Thoughts and Healing

心を整えるために 頭の中のこと 日々想うこと

世の中に絶望しながらも本当の愛なんてものを求めて一瞬の何かにすがって生き抜くそんな生命力を感じるセクシーで切ない歌声🎧今聴いてもやっぱりいい✨昔よく聞いていた曲を置いていく④

The Yellow Monkey 略してイエモン。1992年にメジャーデビューし、2004年7月7日に解散したけれど、2016年1月8日に再集結され復活。黄色人種の蔑称であるイエロー・モンキーをみずからバンド名にしているってところにまずその姿勢と心意気を感じる。

曲はもとより、ボーカル・ギターの吉井和哉さんの声がとても良い。セクシーで切なげでとても良い。そして吉井さんの作る曲がよい、歌詞もすごくいい。めちゃくちゃいい。広くて深い。

ブルーハーツもユニコーンもそうだけど、懐かしくていいというのはもちろんあるけど、それだけじゃなくて、その時代の空気を感じるのに、同時に普遍的で、時代を問わず今でも通じる、感じるものがある。だからこそ、時が過ぎてもいいと思える、ずっと残る曲なんだろうな。それはつまり、社会や人間のもつ問題や苦しみや罪が、時がたっても変わらずに普遍的であるという悲しみを感じもするけれど。

全員にとって完璧な答えはないし、生きるのは大変だし、絶対の正義もないし、世の中は不平等で不公平だし、人間て愚かで弱くて残酷だし、永遠なんてないのに、それでも愛とか求めちゃう。一瞬の何かに生かされて、何とか一日今日も生きる。

JAM  

改めて、歌詞最高すぎる。好き。涙まで出た。

暗い部屋でひとり テレビはつけたまま

僕は震えている 何か始めようと

外は冷たい風 街は矛盾の雨

君は眠りの中 何の夢を見てる?

時代は裏切りも悲しみも 全てを僕にくれる

眠れずに叫ぶように からだは熱くなるばかり

Good Night 数えきれぬ 

Good Night 夜を越えて

Good Night 僕らは強く

Good Night 美しく

儚さに包まれて 切なさに酔いしれて 

影も形もない僕は

素敵なものがほしいけど あんまり売ってないから 

好きな歌を歌う

キラキラと輝く大地で 君と抱き合いたい

この世界に真っ赤なジャムを塗って 

食べようとする奴がいても

(略)

あの偉い発明家も 凶悪な犯罪者も 

みんな昔子どもだってね

外国で飛行機が墜ちました ニュースキャスターは嬉しそうに

「乗客に日本人はいませんでした」「いませんでした」「いませんでした」

僕は何を思えばいんだろ 

僕はなんて言えばいんだろ

こんな夜は 逢いたくて 逢いたくて 逢いたくて

君に逢いたくて 君に逢いたくて 

また明日を待ってる

youtu.be

太陽が燃えている

これはもう吉井和哉の声で、曲で聞かないと。歌詞だけじゃ伝わらない。ロマンチックで情熱的。こういう気持ち、生活に追われて現実に対処してる間にすっかり失われてしまってて悲しいな。「胸の真ん中を刺激する」曲です。

悲しみの雨がやみ 希望の空の下で

孤独の服で着飾った 君の手を強くつかんで

あざやかな恋をして ささやかな夢を見て

プレゼントのリボンのように ときめく君と結ばれたい

胸の真ん中を刺激する 熱い想いに包まれて

くちづけすれば 暗い夜空に朝日がのぼるだろう

桜舞い散る春も ひまわり耐える夏も

コスモスが恋する秋も フリージアの眠る冬も

あぁ毎日君を感じている 真実の愛に飢えている

時間をみつめ叫んでいた 世界の果てに花束を

胸の真ん中を刺激する 甘い香りに包まれて

さあ踊るのさ 傷も涙も 今は捨ててしまおう

(略)

いくつもの涙をこらえながら いくつもの夜を越えて

生きていられるだけの 愛が必要だから

太陽が燃えている ギラギラと燃えている

二人が愛し合うために他になにもいらないだろう

そのくちびる僕のために この愛を君のために

生まれ変わってもまた会おう 同じ場所でまた会おう

太陽が燃えている 太陽が燃えている

抱き合って囁くのさ

君の体の中 僕の体の中 太陽が燃えてる

youtu.be

バラ色の日々

出だしからグッとくる、音と声と歌詞

追いかけても 追いかけても 逃げて行く月のように

指と指の間をすり抜ける バラ色の日々よ

バラ色の日々を君と探しているのさ

たとえ世界が生き場所を見失っても

汚してしまったスパンコールを集めて

真冬の星空みたいに輝かせよう

雨の中を傘もささずに走るのは

過去の悲しい思い出のように大事なような…

だけど茨が絡みついて運命は悪戯

乾いてしまうのは寂しいね

追いかけても 追いかけても 逃げて行く月のように

指と指の間をすり抜ける バラ色の日々よ

雨の中を何も見えずに走るのは

とても深く生かされるのを感じたような

だけど茨が絡みついて偶然の生贄

試されているのが悔しいね

それでも

あの時感じた夜の音 君と癒したキズの跡

幾つもの星が流れていた 慰めの日々よ

砂漠の荒野に倒れても 長い鎖につながれても

明日は明日の風の中を飛ぼうと決めた

バラ色の日々よ バラ色の日々よ

そう、満たされ流され汚され

捨てられ騙され 心まで奪われ

(略)

youtu.be

SPARK

この曲に限らず、世の中に絶望しながら、本当の愛なんてものを求めて、体で感じる真実みたいなものを求めて、一瞬の何かにすがって生き抜く、そんな生命力を感じる、気がする。そしてそこに惹かれてしまう。

目を閉じて始めよう この夜は誰のものでもない

唇を噛み合って 目弦がするほど抱き合って

確かめたい 生きていたい

銀色の大空に輝く 素敵な星を見た

彼方までもう少し 本当の君の顔が見える

愛してたい

頭の中で絶望の花が咲き乱れても
(are you ready to spark?)

新しい何かが俺の中で目覚める世界は回る

君とスパーク 愛のスピーク

命は生まれいずれ消えてゆく

だから Baby 一瞬の火花の中でうごめく獣のように

声を殺して奪い合えれば

永遠なんて一秒で決まる

(略)

新しい何かが俺の中で目覚める世界は続く

君とスパーク 夜はスネーク

心は強くだけど乱れる

真実を欲しがる俺は 本当の愛で眠りたいのさ

恥ずかしいけどそれが全てさ

永遠なんて一秒で決まる

永遠なんていらないから

Ah Ah

youtu.be

楽園

「いつか僕らも大人になり老けてゆく」うん、ほんとにね。

メンソールの煙草を持って 小さな荷物で

楽園に行こう 楽園に行こう 大きな船で 

僕らは大事な時間を意味もなく削ってた「なあなあ」のナイフで

苦しみも憎しみも忘れてしまおうよ

スプーン一杯分の幸せをわかちあおう

君が思うほど僕は弱い男じゃないぜ

愛と勇気と絶望をこの両手いっぱいに

赤い夕日を浴びて黒い海を渡ろう

そして遥かなあの自由な聖地へ

ひとりきりもいいだろうふたりだけもいいだろう

猫もつれて行こう好きにやればいい

いつか僕らも大人になり老けてゆく

MAKE YOU FREE 永久に碧く yeah

(略)

過去は消えないだろう未来もうたがうだろう

それじゃ悲しいだろうやるせないだろう

いつも僕らは汚されて目覚めてゆく

MAKE YOU FREE 永久に碧く

youtu.be

最後に Spotifyも

他にも胸がぎゅんってする曲がたくさんあります。20代で聞いていた曲で今もこんな風に感じられるって、私って若い(成長してない)んだなあ。

若者よ(え?)実はおばさんもおじさんも、そんなもんなんだよ。ついこの間のように感じる青春とか過ごしてきて、今もいろんな感情残ってる。まあ夢みたりときめくのは難しくなってるんだけど、でもまだこういう曲聞いて、胸はぎゅんってするし、涙だってでちゃうし。失ったものとか、結局手に入らなかったものとか、どうにもならない現実とかも知ってるからなおさら感じることもあったりして。でも私も若いころ、おばさんやおじさんにそんな気持ちがあるなんて思ってもなかったな。だから何だよって言われたらまあ、それはそう😝

まだ人生終わったわけじゃないし、諦めたわけじゃないし、こんな社会に責任だって感じてるけど。若くはないんだなあ(しみじみ)

いったい、誰に向って語っているのか?😂

こんな気持ちにさせるのも音楽の力なのか。あぁ、もう30年も過ぎてるのか・・・

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またね🐾

 

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